来年1月24日の発売を予定しておりました書籍『あの子もトランスジェンダーになった SNSで伝染する性転換ブームの悲劇』の刊行を中止いたします。
刊行の告知直後から、多くの方々より本書の内容および刊行の是非について様々なご意見を賜りました。
本書は、ジェンダーに関する欧米での事象等を通じて国内読者で議論を深めていくきっかけになればと刊行を予定しておりましたが、タイトルやキャッチコピーの内容により結果的に当事者の方を傷つけることとなり、誠に申し訳ございません。皆様よりいただいたご意見のひとつひとつを真摯に受け止め、編集部としてこのテーマについて知見を積み重ねてまいります。
この度の件につきまして、重ねてお詫び申し上げます。2023年12月5日
株式会社KADOKAWA
学芸ノンフィクション編集部
と、出版する前に出版中止に追い込まれた。
表現の自由、出版の自由の急先鋒であるはずの出版社にいったい何が起きたのか。
この本「あの子もトランスジェンダーになった SNSで伝染する性転換ブームの悲劇」は、日本の書き起こしでなく、米国で出版された本の翻訳本です。
どんな本か、調べてみました。
BingのCopilotさんによると、
「Irreversible Damage: The Transgender Craze Seducing Our Daughters」という本は、アビゲイル・シュライアーというジャーナリストが書いた2020年の本です。この本は、科学的に認められていない急性発症性性別不一致(ROGD)という概念を支持しています¹。ROGDとは、思春期の女の子が突然トランスジェンダーとして自己認識する現象で、本当の性別不一致とは関係なく、社会的な影響や心理的な問題によるものだと主張しています²。この本は、トランスジェンダーとしてのアイデンティティが彼女たちの社会的地位を高める一方で、性転換の第一歩を踏み出すと後戻りができなくなると警告しています³。また、性別適合の治療法(精神的なサポート、ホルモン療法、性別適合手術など)にも批判的な立場をとっています⁴。この本は、賛否両論の反応を呼んでいます。肯定的なレビューは、シュライアーの主張に同意していますが、否定的なレビューは、本のエピソードや証拠に問題があると指摘しています。また、本の販売を制限しようとするボイコット運動も起こっており、本はトランスジェンダーに対して敵対的で有害だと非難されています⁵。
ソース: Bing との会話 2023/12/6
(1) Irreversible Damage – Wikipedia. https://en.wikipedia.org/wiki/Irreversible_Damage.
(2) A Review of “Irreversible Damage” by Abigail Shrier. https://www.psychologytoday.com/us/blog/checkpoints/202101/review-irreversible-damage-abigail-shrier.
(3) Irreversible Damage: The Transgender Craze Seducing Our…. https://www.goodreads.com/book/show/52076947-irreversible-damage.
(4) Irreversible Damage: The Transgender Craze Seducing Our …. https://www.amazon.com.au/Irreversible-Damage-Transgender-Seducing-Daughters/dp/1684510317.
(5) Irreversible Damage: The Transgender Craze Seducing Our …. https://www.amazon.ca/Irreversible-Damage-Transgender-Seducing-Daughters-ebook/dp/B07YL6XK55.
取材して問題提起した本なわけですね。
米Amazonでは、4.8と高レーティングを得てます。
賛否両論というレートには見えません。
↓詳しく見てみる
共感しか受け付けないSNS社会の闇を感じた一件でした。